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「ミゲル少年が歌う消臭力」のCMなど、数々のCMを生み出した鹿毛康司氏による特別講演会を３月５日（金）に開催いたしました。講演会には、日頃お世話になっているクライアント様とプロダクションの皆様をご招待させていただきました。

マーケティングのプロだからこそ、誰にでもわかりやすい言葉に置き換えた説明が非常に理解しやすく、

終始笑い声が絶えない講演会でした。

 

講演会の中で心に残っていることは、

人間は皆、表面上は個性がありバラバラに見えるけれど、心の中では共通して感じるものがある。

東日本大震災後、テレビからCMが消え、AC ジャパンの映像だけが流される日々に変わった時、こんな時だからこそ人の心をあたためるCMが作りたかった。と鹿毛氏。

かつて震災で６万人が亡くなったポルトガルのリスボンで、撮影をし、歌が大好きなミゲルくんが思いっきり歌うCMは想像以上の人々の共感を得て、CMを見た人々の気持ちをポジティブにすることができた。

 

マーケティングのセオリーではなく、広告を見る人がどう感じるかの「心」にとことん向き合って、考えた結果、数々の人々の心に残るCMリリースにつながっている。

 

企業が一方的にメッセージを発するマーケティングは消費者の心には届かない。

消費者が自分たちでもまだ気がついていない感情に訴えかけるメッセージを発することで

消費者が共感し、企業のファンになっていく。

 

私たちも日々、パートナー企業様と向き合って、マーケティングを考えている中で

もっと、自分たちの「心」を使ったマーケティングを行っていきたいと思いました。