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2023.01.10

「広告の仕事~広告と社会、希望について」読書会を開催しました。

1月6日(金)に社内で読書会を開催しました。

今回の課題図書は杉山 恒太郎 氏の「広告の仕事~広告と社会、希望について」

それぞれ学びになった箇所と感想を発表し、それに対しお互いの考えを共有したり、業務にどう活かせそうかを話し合いました。

本の中でも特に鍵となるのが「商品を売ろうとする広告と違い、公告というのはパブリックの意識を持った伝え方のことで、人々の意識を変え世の中の価値の転換を図るというというのが、本来の役割であるということ」という部分。

あらゆる視点から広告について考え、参加者それぞれの意見を聞き、共感したり、新たな価値観に触れたり、この読書会を通して新しい発見を得られ、とても充実した時間となりました。

また、読書会をすることで通常の業務では中々関わりのない人とも、読書会という場を通じて気兼ねなくもコミュニケーションもとることができました。

皆様もぜひ社内で読書会を開催してはいかがでしょうか?

<本の紹介>

広告の仕事~広告と社会、希望について〜

杉山 恒太郎 (著)

光文社新書

広告は産業革命以降の大量生産・大量消費の申し子だ。大量生産・大量消費のエンジンとして長年その役割を果たしてきたが、量や規模の経済が明らかに終焉を迎えようとしている今、その役目を終えようとしている。では、広告が終わったかというと僕はそうは思わない。これまで広告が培ってきたコミュニケーションの経験値や技術、そして直感力などを侮ってはいけない。これからも世の中に必要とされるコミュニケーション技術だと思う。それは何かといえば、大量生産や大量消費ではない、量や規模ではない、人の喜びや幸せにつながるものだ。   (「はじめに」より)

―日本の広告界のレジェンドが、自らのクリエイティブを振り返りながら、広告の未来を熱く鋭く語る。